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【現地レポート】台湾水害について

【現地レポート】台湾水害について

           
                 台南市在住読者 SK

 台風8号によって台湾南部では未曾有の被害が出ました。921大地震よりも大きな被害です。すでに台風は去り雨も止んでいますが、被害の少なかった台南市ではいまだに断水が続いています(14日に回復予定)。 そのため外食産業の多くは開店できず、一般市民は不便な生活を強いられています。台南郊外でも広範囲で床上・床下浸水があり、勤め人は仕事を休んで普及作業をしてます。 昨日夜、大通りを通ったところ、汚水で使えなくなったベッドや家具が家の前に出され、大勢の人が回収車を待っていました。 台湾のゴミ回収車は大音量の音楽をかけながら各路地を回るのですが、夜12時までその音は聞こえてきました。市内にある成功大学付近では大きな街路樹が何本も折れ、悲惨な爪痕を残しています。

 台風8号は進むスピードが遅かったため、ずっと台湾に留まり被害が拡大しました。 天気予報では台風は中型ですぐに抜けるということだったので人々の警戒心はあまりありませんでした。しかしやってきたのは猛烈な台風でした。 三日三晩、スコールが暴風を伴って降り続けたのでほとんど外に出ることはできませんでした。私は7階建ての古いマンションに住んでいますが、豪雨と強風が容赦なく窓にあたってバシンバシンと大きな音がなり、 窓が割れるかと思う程でした。さらに地震のようにビルが揺れ、倒壊するのではないかと心配しました。 今までに感じたことのない恐怖で夜はなかなか寝付くことができませんでした。

 大規模土石流によって20の橋が破壊され、高雄県では村ごと土砂に飲み込まれました。 この3日間の雨量は1年間の総降水量に匹敵します。嘉義や屏東では広大な水田が洪水で埋まり一面が海のようになってしまいました。水田は今年二回目の田植えが終わったばかりで被害は大きいと思われます。南部では野菜や肉などの食糧は嘉義・屏東から供給されているため、台南や高雄などの都市生活者にも今後影響が出るでしょう。復旧作業は遅々として進んでおらず、馬政権への不満は高まっています。台湾では企業や仏教界を中心に義捐金が集まっています。

日本からも支援があれば復興の一助となると思います。

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