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「KANO」でみた日本と台湾・師弟の絆

「KANO」でみた日本と台湾・師弟の絆

https://www.youtube.com/watch?v=PvBvkp-r4C4

国民新聞より転載

           「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)

 映画「KANO」が間もなく日本で上映される。

 1931年に実在した嘉義農林学校の野球チームを描く「KANO」が、台湾で大ヒットし多くの台湾人に大きな感動を与えた。それは孤児が自分の生い立ちを明かされた感動というほかなかった。ほんの一部とは言え、戦後の国民党政権によって封印された日本統治時代の台湾を「KANO」が忠実に再現した。ある嘉義出身の名物ジャーナルリストが3時間にも及ぶこの映画を八回も涙を流しながら見たという。

 一回も勝ったことのないKANOを指導したのは愛媛出身の近藤兵太郎だった。この弱小 はやがて台湾の代表チームとなり、甲子園に出場して準優勝を勝ち取った。しかしこの映画が台湾人に感動を与えたのは、失敗を重ねながらも強い意志で成功した物語だからではない。台湾人が感動を覚えたのは、戦後70年間国民党が国策として抹消しようとする台湾社会における真面目、堅実、自己犠牲と不屈の精神などで構成する「日本精神」が、この映画によって堂々と台湾社会でアピールできるようになったことだ。

 台湾人はかつて映画で描かれた近藤兵太郎監督と烏山頭ダムを建設した八田与一などの日本人から日本精神を学んでいた。彼らの厳しい姿勢と深い愛情が日本と台湾との師弟の絆を堅固なものにした。監督の馬志翔は本統治時代を経験したことのない30代の若者だが、台湾社会では今も「日本精神」が残っているからこそ、彼がこの映画を製作できたのではないか。

 台湾では今も日本精神に対する尊敬の念が強く存在している。
 これは台湾の財産であり、日本の財産でもあるのだ。

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