「社会工学(ソウシャル・エンジニアリング)」の手法で、
我々日本人は、クルクルパーにされていることすら気
づかないほど、クルクルパーにされている訳だが、この
ことを徹底的にわからせてくれる本である。
「手も足もでないのか!」と、絶望の淵に身を投げるか
「敵ながら、見事なものだ!」と、ある種の余裕を持って
うけとめるか、あるいは、その他の態度をとるかは、こ
れを読む個人個人で、相当異なるだろう。
WGIP(ウォーギルトインフォメーションプログラム)の後
に控えているのはFGIPですぞ!と告げる、著者の予見
は、全く不気味ですらある。
by MAQ