9月21日〜23日、那覇で「美麗宝島との出会い 『台湾フェア』2017in沖縄」

以前にもご紹介しましたが、今年は日本各地で「台湾フェア」や「台湾フェスティバル」という台湾を冠したイベントが数多く開かれています。これだけ多く開かれるのはおそらく初めてのことではないでしょうか。

 本日からは、沖縄県那覇市で「美麗宝島との出会い 『台湾フェア』2017in沖縄」が開かれるそうで、下記に地元紙「沖縄タイムス」の記事をご紹介します。

 今年は、これから開催されるものも含めすでに12件。これは本誌が気づいたものだけですから、ほかにもっと開かれているかもしれませんし、今後も開かれるかもしれませんが、下記にそれを開催順に並べてみました。

 日本人は大のお祭り好き。祭りはそもそも神事ですが、宗教的な意義が薄れて祭りそのものを楽しむ「博多どんたく」「YOSAKOIソーラン祭り」「浅草サンバカーニバル」などから、高校や大学の文化祭、果ては神田の古書祭りまで、お祭りはたくさんあります。

 「台湾フェア」や「台湾フェスティバル」は日本と台湾の絆の強さを反映しているのかもしれませんが、この祭りに欠かせないのが露店の夜店や屋台で、台湾料理が嫌いな日本人はほとんどいないと言っていいでしょうから、「台湾フェア」や「台湾フェスティバル」には欠かせない出し物です。

 その上、台湾料理には歩きながら食べられるスイーツの「豆花(トウファ)」や「ちまき」「大根もち」「生煎包(スンチェンパオ)」「刈包(クァパオ)」といったメニューが豊富。どの会場も屋台には列をなすほどの人が集まっているようで、「台湾フェア」や「台湾フェスティバル」が成功しているポイントの一つのようです。

 なお、仙台市で9月30日と10月1日の2日間開かれる「リトル台湾in仙台2017」を、やはり地元紙の河北新報が報じていますので別掲でご紹介します。

1)東京タワー台湾祭2017(3月18日〜20日、東京タワー)2)第5回台日ベジフェスティバルin池袋(4月1日〜2日、池袋西口公園)3)まるごと台湾フェア2017(6月10日、杉並区)4)台湾フェスティバル(6月22日〜25日、上野恩賜公園)5)日本台湾祭り2017(7月7日〜7月9日、上野恩賜公園)6)台湾フェア in 群馬 2017(7月15日〜16日、前橋市)7)台湾フェスタ2017(7月29日〜30日、代々木公園広場)8)大阪台湾祭り(8月5日〜 6日、貝塚市)9)喜歓!台湾和定禅寺 定禅寺通りを歩いて見つける台湾(8月24日〜9月18日、仙台市)10)台湾フェア in 富士山静岡空港(8月26日〜27日、富士山静岡空港)11)美麗宝島との出会い『台湾フェア』2017in沖縄(9月21日〜23日、那覇市)12)リトル台湾in仙台2017(9月30日〜10月1日、仙台市)

—————————————————————————————–麗しの島、食と鉄旅 台湾フェア2017in沖縄 あす21日からタイムスビルで 観光情報や物産販売も【沖縄タイムス:2017年9月20日】http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/145225

 台湾の魅力を発信する「美麗宝島との出会い『台湾フェア』2017in沖縄〜まるごと台湾鉄道の旅・観光・物産・グルメ〜」(主催・台湾観光局/台湾観光協会大阪事務所、琉球台湾商工協会、沖縄タイムス社)が21〜23日の3日間、那覇市久茂地のタイムスビルで開かれる。本場の台湾料理や、台湾北東部に位置する宜蘭(イーラン)県の特産・工芸品の展示即売、観光写真展など多彩なイベントを企画している。21日の開催を前に見どころを紹介する。

 16世紀半ば、船から緑あふれる台湾を見つけたポルトガル人が「Ilha Formosa(麗しの島)」と称賛したとされる。中南部を横断する北回帰線により北は亜熱帯、南は熱帯気候に分かれ、それぞれが生み出す美しい自然と多様な文化が息付く。

 第一の都市台北は那覇から約630キロ、飛行機で約1時間半の近距離にあり、沖縄から最も近いアジアの国として親しまれている。

 台湾にとっても沖縄は最も近い日本。文化や経済などの面で長年交流を重ね、深い関係を築いてきた歴史がある。

 こうした台湾の魅力を紹介する今回のフェア。「Weet Colors! 台湾」をキャッチフレーズに台湾観光の多彩な魅力をアピールする台湾観光協会大阪事務所は、鉄道と各地の美しい風景などを絡めた「台湾鉄道観光写真展」を開催する。今月10日から運行を始めた台湾鉄路局の特急列車「プユマ号」のラッピング列車もPRする。

 このほか、台湾各地の美景を満喫できる台湾自転車フェスティバルや、旧暦1月15日の「元宵節」に合わせ、新年の幸せを祈る伝統文化を体験できる「台湾ランタンフェスティバル」、温泉とグルメを楽しめる「台湾温泉グルメカーニバル」など各種イベント情報も発信する。

 会場で配布するポストカードを応募すると抽選でオリジナルの「台湾鉄道観光ノート」が当たるキャンペーンも実施。台湾への旅行情報を提供するブースも展開する。

 一方、物産は台湾北東部に位置し、沖縄に最も近い宜蘭県が協力。同県に工場を構える「カバランウイスキー」が出店するほか、陶芸、彫刻、造花、楽器など多彩な工芸品の展示即売も予定している。

 このほか、台湾本場の料理を県内の専門店が提供する。台湾で親しまれている台湾ビールもあり、台湾名物の夜市の雰囲気を演出する。

◆専門店の看板メニューがずらり

 21日に開幕する「台湾フェア」では、県内の専門店「純中華料理 東洋飯店」「楊(ヤン)の店」が腕を振るって人気メニューを提供する。そのほか、台湾産うなぎを香ばしく焼き上げた「うな重弁当」や「うな串」も販売される。

<楊の店>家庭料理 手頃な値段で

 那覇市牧志のサンライズ通りで営業する台湾料理店「楊の店」。原色の看板に赤ちょうちんが並ぶ入り口をくぐると、奥の調理場から立ち上る湯気とともに、食欲をそそる香辛料の香りが出迎える。

 台湾出身のオーナー・楊鳳英(ヤンホンエイ)さん(59)が「手頃な値段で台湾の家庭料理を食べてもらいたい」と10年前に開店した。

 当初は同市三原で居酒屋として営業していたが、2年前に現在の場所に移転してからはランチの営業も始めた。

 店内のメニュー表に並ぶ17種類の料理はどれも楊さんのこだわりがにじむ。人気の「ちまき」はササの葉を一晩水に漬けて戻し、一枚一枚丁寧に拭くところから始まる。そこにシイタケ、干しエビ、柔らかく煮込んだ三枚肉と落花生を混ぜたもち米を包み、蒸し上げる。

 4時間で作れる数は65個。「ものすごく手間が掛かる」と笑うが「でもやっぱり手作りが一番おいしい」と話す自慢の一品だ。

 ランチでよく売れる「ルーローファン」は豚の三枚肉を柔らかく煮込み甘辛いたれをかけた台湾の定番丼。秘伝のたれは五香粉やこしょうなどのスパイスが効いている。

 一品一品、手間を惜しまず愛情を込めて作る料理に魅了されたファンは多い。

 最近ではアジアからの観光客も増えた。「お客さんが“おいしかったよ”と笑顔で帰ってくれるのが一番うれしい」と頬を緩める。

 台湾フェアには店で人気の「ルーローファン」(600円)、「ちまき」(300円)、「大根もち」(1パック600円)、「焼きギョーザ」(6個入り500円)をそれぞれ提供する。

<東洋飯店>「豚まん」昔ながらの味

 ことしで創業43年を迎え、那覇市と北谷町に「純中華料理 東洋飯店」を構える東洋飯店(張本夏代社長)。本格中華料理の専門店として、幅広い客層に支持され、週末は予約客で満席の人気店だ。

 本土復帰前の1965年に食肉加工の職人として台湾から招かれ、その後、家族と共に移住した張本佳睦さんが74年、妻の道江さんと沖縄市上地の「中の町」に1号店をオープン。以来、家族経営によって店舗を徐々に増やし、看板を守ってきた。

 今回のフェアに出品する「台湾豚まん」は創業時からの定番メニューの一つ。砂糖としょうゆをベースにした味付けは当時と変わらない。具材は県産食材にこだわり、豚肉はおきなわ紅豚の生産・販売を手掛けるがんじゅう(読谷村)の「紅あぐー」を使う。

 リピーターは多く、3年前からは「テイクアウト」の販売も開始。北谷店のドライブスルーサービスを、那覇店も10月中旬から始める方向で工事を進めている。

 家族が経営する「新東洋」(山里智裕社長)が沖縄市の1号店跡で運営する製造工場では、職人らが週に約4000個の「台湾豚まん」を手作業で作り上げる。山里社長は「今では本場の台湾でも少なくなってきている昔ながらの味。添加物も入れておらず、食材へのこだわりは一口食べてもらえれば分かってもらえると思う」と自信を見せる。

 フェアでは「台湾豚まん」を1個200円で販売。このほか、紅あぐーのあんを薄皮で包んで焼いた「生煎包(スンチェンパオ)」を300円(2個入り)、中華まんの皮で三枚肉と高菜漬けを挟んだ「刈包(クァパオ)」を350円でそれぞれ提供する。

◆宜蘭県へようこそ 呉澤成(ウーツァーチェン)知事代理

 宜蘭県は台湾北東部に位置し、東は100キロメートル余りの海岸線が太平洋に面しています。さらに西側は台湾五大山脈の一つである雪山(せつざん)山脈に接しています。県の面積は2144平方キロメートル、うち3分の2は3千メートル級の山々がそびえる山地であり、また主要河川である蘭陽渓(らんようけい)が蘭陽平原を流れています。

 多くの山、川、海の資源がある宜蘭は風光明媚(めいび)な地として名をはせ、台湾における環境保護モデル地区にもなっています。

 観光産業は宜蘭で最も重要な産業です。近年では高山旅行や体験旅行などを推進しており、外国の皆さまのご訪問を心待ちにしています。特に与那国島とは距離にして約110キロメートルしか離れておらず、歴史的にも沖縄の人々とは日本統治時代から緊密に交流してきました。

 歴史的・地理的なつながりから、台湾と沖縄の間には格別な親しみを感じます。私たちは宜蘭と沖縄の双方が緊密な往来を積極的に展開するとともに、台湾と日本の交流の窓口となり、日台の友好関係を深めていくことを期待いたします。

 宜蘭県は沖縄との文化、経済、貿易の交流を恒常的なものとし、併せて必要な情報サービスを提供するため、昨年9月に沖縄事務所を開設しました。豊富な農水産物の沖縄への輸出を促進し、双方の技術交流が進むことを歓迎します。

 また沖縄には日本政府の認可の下、日本で唯一の経済特区があり、世界に向けた重要な窓口となっています。よって、すでに発展しつつある観光産業に加え、将来は国際貿易や流通の門戸となることが期待されます。

 私たちは将来宜蘭と沖縄の間で、さらに多くの産業、経済、貿易、投資などの協力関係が展開されることを期待しています。

 「美麗宝島との出会い『台湾フェア』2017in沖縄」では沖縄の皆さまに宜蘭について知っていただくため、多くの伝統産業から現代工芸までの作品を用意しました。沖縄の皆さまにもお喜びいただけることを願うとともに、これらが日本の皆さまの宜蘭に対する理解の一助となればと思います。


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