5月2日「パッテンライ」ロサンゼルス試写会

パッテンライ(八田來)」とは、台湾語で「八田がやって来た」という意味ですが、日本の台湾統治時代に両国の架橋となり活躍をされた土木技師・八田與一氏の苦悩と業績、そして何より台湾地元民の交流を描いた長編アニメ映画です。

配給会社の虫プロによりますと、この映画は随分と前から製作計画があり、台湾側も制作に携わるはずだったのですが、国民党の馬英久政権となったことでそれが不可能となる大変な事情を乗り越えた末、やっと完成された貴重な映画です。
アニメーションですので、お子様にも分かりやすく観て頂けるものとなっております。日本の偉人を通しての日台関係・歴史を教育して頂ける貴重な機会となるかと存じますので、特に日本語学校関係者の方々は、生徒さんに来て貰えるよう働きかけをお願い申し上げます。
5月はAsian Pacific American Heritage Monthでもあります。祖国の歴史を改めて胸に刻む為にも、この貴重な機会をお見逃しなく、是非とも足をお運び下さいませ。

 
長編アニメーション映画 「パッテンライ」 試写会
〜南の島の水ものがたり〜
http://www.mushi-pro.co.jp/patten1.html
石黒昇監督作品 カラー/日本語音声/中文字幕付 配給会社:虫プロ

【ストーリー】
舞台は日本領下の台湾。その南西部に位置する嘉南平原は不毛の大地と呼ばれていた。総督府から技師として派遣された八田與一は、この地に広大な灌漑施設を造るという計画を立てる。その信憑性を疑う地元の農民たちは八田に対して敵意を抱く。その中に農民の子、英哲もいた。英哲は八田の土木にかける切実な想いに動かされ、次第にダムの必要性を理解し、自らも土木技師になる夢を抱くようになる。現場の近くの宿舎に移り住んだ日本人作業員の家族の中に、ススムという少年がいた。ススムの夢は飛行機乗りである。英哲と意気投合した二人は、互いの夢を語り合う。そんなある日、トンネル工事中の爆発事故により、五十余名が殉職していまう。被害者の中にススムの父親もいた。工事の中止が囁かれ、八田は苦悩に陥る・・・。
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=Zq0x42q52Ew&feature=related
日時:2010年5月2日 日曜日 午後2時  (終了時間は午後5時頃)
上映時間 : 90分 
同時上映:嘉南大圳之父 八田與一伝 (ドキュメンタリー映画 北京語音声 約60分)
会場:Taiwan Center
3001 Walnut Grove Ave. Rosemead California 91770
http://www.taiwancenter.org/
(626)307-4881
*駐車場が満車になることが予測されますので、カープールをお勧め致します。

鑑賞費:無料

主催:李登輝学校南加州交友会・日本李登輝友の会ロサンゼルス支部
協賛:台美人傳統週委員會・大洛杉磯台灣會館・台聯美西黨部

お問い合わせ:日本李登輝友の会ロサンゼルス支部長 今村圭佑(213)388-3031 李登輝学校南加州交友会 王栄義(626) 444-6162



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