福島県観光物産交流協会が台湾観光協会と友好協定を締結[12月8日]

一昨日、福島県観光物産交流協会が台湾観光協会と友好協定を締結した。台湾との民間
レベルの協定は福島県で初めてだという。

 すでに福島県では石川郡の玉川村(たまかわむら)が昭和63年(1988年)5月3日に南投
県の鹿谷郷と友好都市提携を行って、活発な交流が続いている。

 玉川村には平成5年3月に開港した福島空港があり、空港を核とした個性的で活力のあ
る村づくりを進めているが、そのためには「人づくり」が最重要と考え、広い視野と国際
的な間隔をもったひとづくりを行うことが産業の振興と活力ある村づくりに結びつくもの
と考え、海外との交流先について種々検討した結果、日本と最も近く、伝統、文化の源を
同じくする台湾に決定したという経緯がある。

 福島県観光物産交流協会と台湾観光協会との友好協定では、福島空港からの直行チャー
ター便の活用も考えられているというから、玉川村の台湾との友好都市交流が果たす役割
も大きいようだ。

 また、福島県では今年8月2日、台湾観光協会の協力を得て、国立花蓮高級農業職業学校
の台湾原住民族舞踊団約30人が福島県郡山市の「うねめ祭り」に参加しているが、このよ
うな交流も今回の観光友好協定を結ぶ布石の一つとなっているようだ。

 日台の交流には、神社と廟(大間稲荷神社と北港朝天宮)、湖(秋田・田沢湖と高雄・
澄清湖)などいろいろな形があるが、このような観光協会交流もその一つとなる。それが
自治体による姉妹都市、友好交流都市、交流促進都市などの提携にも発展する。

 福島県観光物産交流協会と台湾観光協会との友好協定が今後どのように発展していくの
か楽しみだ。                             (編集部)


友好協定:福島と台湾の相互交流促進へ 両観光協、民間レベルで県内初の締結/福島
【12月9日 毎日新聞:福島版】

 県観光物産交流協会は8日、台湾観光協会と友好協定を締結した。相互交流を促進し、
台湾から観光客を呼び込む狙いで、台湾との民間レベルの協定は県内で初めて。

 福島市の飯坂温泉で締結式があり、台湾から張學勞・台湾観光協会長ら9人が出席。県
観光物産交流協会の瀬谷俊雄理事長(県商工会議所連合会長)は「連携と協力を深め、観
光客を5年後には2倍、3倍と増やしたい」とあいさつした。

 協定は「観光客誘致の促進」や「相互の理解と連携」をうたった。具体的な取り組みは
今後協議するが、福島空港からの直行チャーター便の活用や、グルメ、温泉などのPRな
どが課題となりそう。

 同協会によると、台湾からの観光客は年々増加し、昨年度の県内宿泊者数は約2万人に
上っている。台湾側は、馬英九政権が中国大陸からの台湾観光を解禁するなど、観光促進
による景気浮揚策を打ち出しており、台湾と福島の双方の思惑が一致した。

 締結式に先立ち、台湾の一行は県庁に佐藤雄平知事を訪ねた。頼瑟珍・台湾観光局長は
「協定を機に、多くの台湾人が福島を理解し、遊びに来るようになれば」と話した。

                             【神保圭作、西嶋正法】


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