祈る若者が増えた[産経新聞台北支局長 山本 勲]

【11月12日 産経新聞「台湾有情」】

 台北は炎熱の長い夏が終わり、日中はともかく朝晩は随分さわやかになった。減量をか
ねて支局のある市北部、松江路界隈(かいわい)を散策して興味深いことに気づいた。徒
歩で10〜20分四方の小さな地域にビジネス街から台湾有数の道教の廟や葬儀場まで、現世
から来世にまたがる施設が集中して人生の縮図のようなのだ。

 中心は三国志の英雄、関羽をご本尊とする行天宮で、1日最大2万人の参拝客が訪れる
という。横の地下街には多くの占い師が軒を連ね、日本人の観光名所ともなっている。

 行天宮の東隣は葬儀場。さらに大通り(建国北路)を隔てて市内有数の広さの栄星公園
があり、木陰で多くの老人が将棋に興じている。青壮年はビジネス街で働き、老人は公園
で憩い、天に召されると葬儀場で親戚(しんせき)縁者にお別れする。

 山あり谷ありの人生の悩みを引き受けるのが行天宮だ。境内は願い事や悩み事を抱えた
人々であふれかえっているのに、不思議な静けさに包まれている。

 寄付とボランティアで成りたっているそうだが、チリひとつない。繁華街の中なのに、
まさに別世界だ。

 行天宮の話ではこの2〜3年、若い参拝者が大幅に増えた。以前は恋愛や夫婦・家庭と
いった人間関係の悩み事相談が多かった。

 しかし世界不況の影響を受けて、相談内容も就職や事業などの経済問題が全体の8割に
のぼるそうだ。台湾経済に一日も早く春が到来するよう願わずにはいられない。(山本勲)

*松江路にある行天宮のご祭神である関聖帝君こと関羽は「恩主公」とも呼ばれるため、
 行天宮は「恩主公廟」とも称されているそうです。日本語の案内パンフレットも用意し
 ています。                             (編集部)


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