李登輝前総統の『「武士道」解題』が小学館文庫に!

解説は田原総一朗氏

 李登輝前総統の『「武士道」解題』が小学館文庫から発売されました。
 平成15年(2003年)3月に本書が小学館から刊行されたとき、当時の阿川弘之・本会会長
は「21世紀の日本人必読の書と讃えても過言ではあるまい」と讃え、小田村四郎副会長(
現会長)も「国民の士気が衰弱しつつあるかに見える近時のわが国において、本書が一人
でも多くの国民に熟読されることを期待したい」と推薦しています。
 その後、かなりの版を重ね、日本人が忘れつつあった「武士道精神」に改めて気づかせ
る契機となり、最近、100部を超えるベストセラーになった藤原正彦氏の『国家の品格』
も「いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精
神であり、『国家の品格』を取り戻すことである」と訴えています。
 文庫本の解説は評論家の田原総一朗氏。意表を衝く人選かもしれません。しかし、その
解説を読んで「だからこそ」と思い直すかもしれません。戦後民主主義の申し子のような
田原氏も一目置かざるを得なかった本書を、ここに改めて推薦します。

■『「武士道」解題−ノーブレス・オブリージュとは』小学館文庫 (Rり-4-2)
 定価:630円(税込)



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