李登輝元総統が本日発売の「別冊宝島」で日本へ新たなメッセージ

本日(11月15日)発売される「別冊宝島」(1832号)の巻頭で、李登輝元総統への特別
インタビュー「親しき国・日本へ 苦境を打破し、未来を打ち立てよ── 新しい日本への
提言」を掲載している。

 インタビューアーと構成は、台湾在住のフリーランス・ライターの片倉佳史(かたくら・
よしふみ)氏。片倉氏は月刊「宝島」10月号(8月25日刊)で李元総統にインタビューした
ことは本誌でもお伝えしたとおりで、今回が2度目となる。

 やはり切り口は東日本大震災だ。震災に対応した日本の指導者については、「優秀な国
民を持ちながら、優れた指導者がいないために、より大きな苦境をまねいてしまったかの
ように見えます」と、相変わらず手厳しい。

 では、このような状況を生み出した原因はというと「やはり日本の戦後教育に問題があ
る」と指摘。重視しなければならない公に奉ずる精神は、台湾では「日本精神」と呼ばれ、
それが台湾を支える原動力であり、この精神が「台湾と日本を強力に結び付けています」
と喝破する。

 そして、日本が国際社会からより一層の尊敬を受けるためには何が大切か──。日米強
調路線、中国との節度ある交流、台湾との連携強化の3点を剔抉している。

 いつもながら言葉は厳しいものの、慈愛に満ちた指摘であることがよくよく伝わってく
るインタビューだ。

 それにしても、インタビューは大腸癌が発見される10日ほど前に行われたそうで、その
ときも腰のあたりがへんに痛いと言われていたという。すでに兆候は出ていたようだ。

 李元総統は大腸癌の手術に成功し、現在はベットから降りることができるようになり、
ゆっくりだが歩けるようにもなっていて、食事も少しずつだが通常に戻りつつあると伝え
られている。

 大手術直前に日本に発した李登輝元総統のメッセージを味読されたい。また、この「別
冊宝島」の小林大作編集長による「まえがきに代えて」も読んでいただきたい。テーマ
「いい国つくろう、何度でも。」に至る経緯もさることながら、「日本人であることに誇
りを持っていい」という説き方が新鮮だ。

◆別冊宝島1832:いい国つくろう、何度でも。[2011年11月15日発売]  http://tkj.jp/book/?cd=20183201


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