台北/高雄市議選、国民党が高雄市でも第一党に

【12月9日 Radio Taiwan International】

 中央政府直轄市の台北市と高雄市で9日、市長・市議選が行われた。中央選挙委員会によ
ると、台北市議会議員選挙は、最大野党・国民党が前回(2002年)より4議席増やして24議
席を獲得。与党・民進党は前回より1議席多い18議席に。第二野党・親民党は6議席減らして
2議席、新党は1議席減らして4議席。李登輝・前総統を精神的指導者と仰ぐ台湾団結連盟は
前回の無議席から2議席を獲得した。無党派その他が2議席。台北市議会は合計52議席。台
北市議会議員選挙の投票率は前回2002年の70.65%より6.11ポイント低下し、64.54%とな
った。

 高雄市議会議員選挙でも国民党が17議席を獲得、前回の12議席から躍進して高雄市議会
第一党に躍り出た。民進党は1議席増やして15議席、親民党は3議席減らして4議席、台湾
団結連盟は1議席減らして1議席、無党派などが7議席となっている。高雄市では陳菊・
候補(民進党)が市長ポストを死守したが、市議会運営は難しくなった。高雄市議会は合
計44議席。


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