【読者の声】台湾八八水害、ノーベル平和賞、NHK「JAPANデビュー」問題

■だからお見舞い募金しました [梅垣 力]

 はじめまして、日本李登輝友の会の皆様、いつも私はメールマガジンを拝見させていた
だいている、奈良県在住の梅垣力(うめがき・つとむ)と申します。

 今回、八八大水害のお見舞い募金を三菱東京UFJ銀行のほうにてさせていただきまし
た。私が10年前、台湾に長期に渡って旅行(特に台北市内と屏東県三地門ですが)した際
には、本当に台湾の方達に親切にしていただき、また、「日本精神とは何か?」というこ
とも教えていただきました。そんな台湾、台湾の方々が好きになりました。

 ほんの少しですが、何かできることはないかと思い募金させていただきました。お役に
立てていただければ嬉しいです。早く復興ができ、被害に遭われた方達が幸せになること
を望んでいます。

●ありがとうございました。お蔭様で、8月12日から始めた「台湾八八水害」お見舞い募
 金の総額は903万9066円(10月8日現在)となっています。NHKを提訴したパイワン族
 の住む屏東県高士村(クスクス村)は村ごと移転せざるを得ないなど、復興にはまだま
 だ時間がかかるようです。お見舞い募金は10月中に被災地にお届けする予定です。

■どうしてオバマ大統領がノーベル平和賞なの?[谷口 光徳]

 プラハで核廃絶を目指すといっただけでノーベル平和賞? アメリカの具体的行動を促
す目的か。アメリカの大統領がもらえるならば、名目的とはいえ非核三原則を宣言してい
る日本政府、あるいは日本原水協が組織としてもらって当然ではないでしょうか。過去に
おいて「組織」が授賞しているケースもあります。ノーベル平和賞はときどき不思議な賞
だと思うことがあります。

●同感です。政治臭がプンプンします。

■NHKよ、視聴者を馬鹿にするのもいい加減にせよ!

 NHKよ! もういい加減にキチンと謝罪したらどうなんだ。言い訳にならないし見苦
しいだけである。NHKの職員が名刺を使ってアイヌ問題にも加担しているそうですね。
視聴者を馬鹿にするのもいい加減にせよ!

■統治する側とされる側

 日本軍による台湾統治、これを台湾の方々が「正しかった」と発言することは問題ない
と思います。しかし、日本人があれは「正しかった」と発言することは妥当ではないと考
えます。二国間の統治する側とされる側では、そこに禁句のようなものがあると思われま
す。日本側があれは「正しかった」と云うのは禁句だと思います。二国間の微妙な心の襞
を理解することが大切ではないでしょうか。なお、私はNHKを声援する者ではございま
せん。むしろNHKの存続には疑問を持つ者です。

●台湾側が日本の台湾統治についてどのように見ているのかについては、李登輝総統の指
 示で1997年に編纂した中学生用のサブテキスト「認識台湾」(邦訳版『台湾を知る』雄
 山閣出版、2000年)や、日本語に翻訳した『台湾史小事典』(中国書店、2007年)が参
 考になるかと思います。

■NHKの非常識にひとこと

 いつもメルマガを拝見し、陰ながら応援しております。台湾出身の家内を持つ輸入販売
をしている者です。いつか李先生にお目にかかりたいと思いつつ、また今回も忙殺されて
しまい、お顔を見ることができませんでした。

 さて、私はそれほど歴史が詳しいわけではありません。ですが、NHKのJAPANデ
ビュー第1回をたまたま見て「何度台湾に行ったかわからんが、こんな台湾人いまだに会
ったことないぞ? ホントか?」と驚いた1人です。いつでもどこでも、私を心から歓迎
してくれる台湾人の姿はそこにはなく、韓国で撮影してるのか? とさえ疑ったほどです。

 ただし、統治とは、そこに必ず人民を強権で支配する過程がある訳であり、八田先生と
当時の台湾人のような関係ばかりでない、重い暗い歴史がある事は重々理解しております。

 なので、やはりあのような人達もたくさんおられるんだなぁと、日本と台湾の暗い歴史
の部分にフォーカスした番組を拝見し、大変哀しい思いをした次第です。

 ところが、どうもその後の流れを拝見する限りではとんでもない情報操作だったようで
はないですか? しかも一片の反省の様子もなく、粛々と建国60周年と中国賞賛の放送ば
かりがエスカレートする一方です。

 昨今の台湾に関する放送といえば、若干の台風の放送と陳前総統の件だけです。成長著
しい世界の工場、中国と、台風で一瞬で村が丸ごと流されてしまう上に、政府がまともに
災害支援すらできなかった台湾。その上さらに行政院総辞職などと言っても総統は権力の
座に居座り、前総統の判決報道が流れる台湾。

 日本人は台湾の台風の大きさも、その居座る時間の長さもイメージできません。ご存じ
のとおり、日本に着く台風は朝くれば昼過ぎには通り過ぎ、夕方には晴れ渡ります。ただ
日本人は知る術もないのです。

 また、陳前総統の判決も、無期懲役という言葉には聴き覚えがあっても公民権の剥奪と
いう言葉は聴きなれません。これはマスコミがまた悪質な点なのですが、通常は受刑者に
公民権がないのは当たり前なので、わざわざそこを強調するのはいささかおかしいのです。

 やや話は逸れますが、酒井法子被告の夫を「自称プロサーファー」と職務質問の際に答
えた職業をマスコミは連呼しましたが、彼は父親の会社の取締役であって、本当は会社役
員と称されるべき。ですが会社役員と判明してからは、パタッと自称プロサーファーとは
言われなくなりましたが会社役員とも言わなくなった。面白みがなくなったからです。こ
れが報道です。台湾はこんな日本の報道に負けっぱなしなのです。

 このままでは本当に胡主席の最後の土産に台湾が食われてしまうのではないかと心配で
なりません。そんな時、最後の砦になるはずのアメリカはどうするでしょうか?

 馬政権の動きを見ている限り、アメリカは「平和的解決を双方合意の上で見出した」と
して、「双方の考えを尊重する」として、統一を支持する事も十分あると思います。

 そもそも在米中華の流れは完全に中国寄りであり、アメリカも彼らと彼らの母国を刺激
したくはないはずです。

 台湾が呑み込まれたとき、次に中国はどこに目を向けるでしょう。間違いなく日本です。
「沖縄の領有権問題が」とか「九州が」とか、それこそチンピラまがいの言いがかりをつ
けてくるのではないでしょうか? 友愛外交などと東アジア共同体とか妙な夢を見ながら
ニヤニヤして握手を求めていると、握られた手を引っ張られて背中から刺されるのではな
いかと1人危惧している次第です。

 最後に情報共有まで。

・NHKが漫画家・唐沢なをき氏に正式に謝罪「取材者としての基本を徹底」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000002-oric-ent
・NHKの謝罪文
 http://www.nhk.or.jp/genba/ex2/index.html

 この手のニュースは消えるのも早いので早めに保存されたほうがいいかと思いますが、
唐沢氏の漫画の事はさておき、早期にNHKのうさん臭さに気づくことができた事が功を
奏した例でしょう。やはり完全にしっぽをつかめば、NHKも謝罪することはあるという
こと、すなわち貴会にも勝機は必ず訪れるということです。

 以上、長くなってしまいましたがこれ以上、このような事が起こり続けると両国に愛想
を尽かして、アメリカの山奥の、世相とは無縁の田舎にでも引っ越してしまった方が未来
の子供たちは幸せなのではないか、と憂うるあまり一言申し上げた次第です。

 今後とも李先生の益々の健康と、貴会の発展を記念しつつ陰ながら応援しております。


■「撃論ムック」(「NHKの正体」大特集号)
 http://www.ritouki.jp:80/cgi-bin/enquete/form0050.reg
 *定価:1,200円(送料:160円)*代金:後払い

■ NHK「JAPANデビュー」問題:抗議先

・NHK「ジャパン・プロジェクト」の濱崎憲一ディレクター
 TEL:03-3465-1111
・NHK視聴者コールセンター
 TEL:0570-066066 FAX:03-5453-4000
 メール:http://www.nhk.or.jp/special/
・NHKスペシャル「感想・問い合わせ」
 https://www.nhk.or.jp/special/contact/index.html
・放送倫理・番組向上機構(BPO)
 TEL:03-5212−7333 FAX:03−5212−7330
 https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html(ご意見送信フォーム)
・総務省(放送政策課直通)
 TEL:03-5253-5776 FAX:03-5253-5779
 メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html


●日本李登輝友の会にご入会を!─NHK問題を解決するためにも

 「日本の生命線」台湾との交流を深める本会活動をご支援いただける方は、ぜひご入会
 をお願いします。下記の「入会お申し込みフォーム」からですと、簡単お手軽にお申し
 込みできます。                   (日本李登輝友の会事務局)

■入会お申し込みフォーム http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg

■入会案内 http://www.ritouki.jp/guidance.html


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