【怡友会講演会】黒潮圏/スンダランドより見た台湾と原日本

怡友会SPEAK TAIWAN 講演会のご案内

 台湾の建国を阻む最大の原因は、多くの台湾人の心に深く沁み込んでいる中華
意識或は漢人意識であることは言うまでもありません。確かに、いわゆる台湾の
重層文化のなか、中華文化がもっとも目立っています。今も病的なほどに台湾人
は漢文化への憧憬をもっています。また、台湾人の生態行動も時々中国人を彷彿
させます。
 しかし、漢化された台湾人と大陸系の漢化人は、やはり違うところが多々ある
と言わざるを得ません。なぜ、どっぶり漢文化に浸かった台湾人が漢人になりき
れない、なりたくないなのでしょうか。
 中華文化に気圧されながらも、台湾魂の底に残って台湾人のアデンティティー
をけなげに支えているのは、大陸に対抗するかのように黒潮が運んでくれた文化
気質であるとしか考えられません。
 この台湾人がもっとも誇るべき古から台湾に存在していた「黒潮気質」につ
いて、郭安三教授が東西縦横の見地から探求します。

■演 題  黒潮圏/スンダランドより見た台湾と原日本
      [使用言語 日本語とその他の黒潮圏言語少々]

■講 師  郭 安三(東京富士大学学園教授)
       台湾東呉大学経済学科卒。1972年、台湾第一商業銀行をへて早稲
       田大学大学院博士課程(経済統計)修了。1970年より日本民族学
       会会員。(今春より日本文化人類学会に易称)
       主に「祖日本語の形成過程」「ホーロ語の指示代名詞と弥生期日
       本語」「縄文酷暑期の日本列島内バナナ植生」「農耕作物称と鉄
       ・鍛冶称における高砂諸語と日本語」「南洋から来た阿美語の蟹
       と日本語の犬*貝*海豚」「紅頭嶼ヤミ人の‘船’象徴と長野県穂
       高神社」「捗る(農具=バカル=執る)と‘三張犁/十張犁’地
       名」など黒潮圏比較文化論関係の演題で三十数回も発表。‘93年
       夏、NHKで一龍斉貞水師(現人間国宝)と対談。

■日 時  6月27日(日) 講演 3時30分〜5時30分 (受付:3時より)

■ところ  中央大学駿河台記念館 5F 570室 (TEL 03−3292−3111)
       交通 丸の内線・JR:御茶ノ水駅 千代田線:新御茶ノ水駅
          都営新宿線:小川駅 各駅より徒歩数分

■会 費  1,000円 (学生無料)

■お問い合わせ  045-942-3939 / 03-5758-7863 (王)

■申し込みは下記へ
 FAX:03-5760-4980    メール:denenkai@hotmail.com

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