【台湾修学旅行】 全国修学旅行研究協会が台湾修学旅行セミナーを開催

本誌では台湾への修学旅行の記事をできるだけ紹介しているが、去る10月20日、全国修
学旅行研究協会(全修協)が「台湾修学旅行セミナー」を都内で開催したことを「教育家
庭新聞」が伝えているのでご紹介したい。

 この記事に出てくる埼玉県の川口市立川口高校の2年生311人は、10月28日から31日に市
内の市立高校として初めて修学旅行で台湾を訪れ、板橋高級中学校(高校に相当)と交流
し多大な成果をあげたという。

 毎日新聞(11月15日付)が伝えるところによると、埼玉県における「内県立高の海外修
学旅行は10年に県立志木高校が初めて実施。昨年度は3校、今年度も県立浦和商業高校など
4校がいずれも台湾訪問を予定している」という。

 修学旅行の行く先を決定するのは、やはり学校長の権限が大きいようだ。麻布高校のよ
うに「生徒の要望」ももちろん無視できないが、学校長の台湾認識が「鍵」だ。

◆修学旅行ドットコム
 http://shugakuryoko.com/


全国修学旅行研究協会 台湾修学旅行セミナー 親日的な安全な旅を保証
【教育家庭新聞:2012年11月19日号】
http://www.kknews.co.jp/ryokou/2012n/1119_7a.html

◆海外での日本人の功績を学ぶ

 (公財)全国修学旅行研究協会(岩?正司理事長)は、10月20日、親日的で修学旅行の
行き先として安全な台湾への理解を深めるため「台湾修学旅行セミナー」を都内で開催。
講演や事例発表などが行われ、海外への修学旅行に関心を寄せる多くの教育関係者が参加
した。

◆偉人の功績で日本は好印象─八田與一研究者 古川勝三氏

 日本統治下の台湾で、総督府技師として大規模な灌漑工事を行い、今でも現地の人から
愛され続ける「八田與一」。その研究の第一人者である古川勝三氏が「歴史から学ぶ日台
の絆」を演題に講演を行った。

 「現地の人から愛されているのに、台湾の日本人学校の生徒は、誰も八田與一のことを
知りませんでした。日本人学校に限らず、日本人が海外で行った悪いことは教えても、善
行は教えないという教育が行われています。そこで、八田氏について知ってもらいたいと
いう思いから研究を進めました」。

 今年2月、台湾で行った調査では、「世界で一番好きな国」として日本が44%で1位とな
っている。親日的な理由として、台湾が地震や台風などの災害に見舞われた際、全面的に
日本が支援したことも大きいが、戦前の日本統治下時代の業績も関係している。八田氏が
大灌漑計画を進めたことで、不毛の地だった嘉南平原は台湾最大の穀物地帯に生まれ変わ
った。

 修学旅行において、日本人が海外で行った功績に触れるには、八田氏の活動は格好の素
材といえる。平成23年には「八田與一記念公園」が完成し、烏山頭ダムでは統治時代の業
績を学ぶことができ、近年は八田氏に関連が深い台南を訪れる学校も増えている。

◆事前学習を重ね理解を深める─川口市立川口高校 木田一彦校長

 台湾修学旅行の事例を発表したのは、埼玉県川口市立川口高等学校の木田一彦校長。木
田校長は前任校である埼玉県立志木高校で、平成21年度から3年連続で台湾修学旅行を実施
し、今年4月から赴任した川口市立川口高校でも、10月28日から31日まで台湾への修学旅行
を行った。

 平成21年度の志木高校が、埼玉県では県立高校初の海外修学旅行であったが、今年度は
川口高校を皮切りに5校が台湾修学旅行を予定しており、約1400名の生徒が修学旅行で台湾
を訪れるまでになった。

 「現地での理解を深めるには事前学習が重要なので、志木高校では観光や地理に関する
事前学習を13回、歴史に関するものを4回、危機管理について2回行いました。また、単な
る観光で終わらないように、台湾の学校との交流をプログラムに取り入れています」

 また、木田校長は参加する生徒と教職員の人数や氏名、性別、住所などを記載したルー
ミングリストを作成するように心がけている。万が一、事故が起きた場合、身元確認にル
ーミングリストが役に立つという。

◆国際的な視野が広がる 台湾の学校との交流

 10月28日から31日まで行われた川口高校の台湾修学旅行には2年生約300名が参加。中国
や韓国との関係悪化から保護者の不安を払拭するため、台湾観光協会東京事務所の江所長
による台湾は安全というメッセージを保護者に発信した。

 今回の修学旅行でメインとなったのが、台湾の板橋高級中學との学校交流。お互いの国
の紹介だけでなく、現地の授業を受ける機会が設けられた。最初は戸惑っていた生徒も次
第にクラスに溶け込み、真の国際交流が図れたという。

 「交流をきっかけに視野を広げ、世界の人々と交流を深め、国際社会で貢献できる人に
なってほしい」と木田校長は語る。


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