「詐話師」サルマナザールについて [台湾史研究家 三田裕次]

昨日の本誌に「朝元照雄教授が奨める台湾関係図書」を掲載したところ、ジョージ・サ
ルマナザール(George Psalmanaazaar)について、本誌に【三田裕次の一口コメント】を
連載中の三田裕次氏から、下記のようなコメントをいただきました。「台湾知の宝庫」三
田さんにはいつも教えられます。
 ちなみに、手元で調べたところ、サルマナザールの作品は、河出文庫から出ている『中
国怪談集』の中に「台湾の言語について」(Of the Language of the Formosans 武田雅
哉・訳、平成4年)が収録されているそうです。編集子は未見です。
 また、本誌にこれまで掲載した「三田裕次の一口コメント」、台湾関係者必見の「台湾
史もぐら叩き」、そして三田さんが「呉三連台湾史料基金会」に納本しているリストにつ
きましては下記をご参照ください。                    (編集部)

■三田裕次の一口コメント http://home.sailormoon.com/ymita/
■台湾史もぐら叩き http://www.geocities.jp/twkiji/
■呉三連台湾史料基金会宛納本リスト http://taj.taiwan.ne.jp/koe/mita.htm


「詐話師」サルマナザールについて 三田裕次

 ご存じかと思いますが、念の為。
 サルマナザールについては、伊能嘉矩先生が小論文を書いているほか、彼をモデルにし
た陳舜臣氏の短編小説があります。陳舜臣『幻の百花双瞳』所載「神に許しを」(角川文
庫、昭和55年) 。
 以上、ご参考まで。


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