「李登輝先生来日歓迎実行委員会」加盟、100団体を突破

外務省等へのビザ発給を要望してまいります

 李登輝前総統が来日を希望されていることに対して、9月3日に至り、今年中の
訪日は認めず、来年以降だったら受け入れるという政府方針を固めたとの報道に
接し、その素早い対応にいささか驚いています。
 しかし、この政府の方針は、首脳交流が途絶えている日中関係でこれ以上中国
を刺激したくないという背景の下、中国の王毅駐日大使が今月中に着任予定とい
うことで、早急に対応を迫られたため、李登輝氏のビザ発給を先延ばししたので
はないかと思われます。
 すでに、産経新聞の9月4日付報道で「中国からはこれまで同様に懸念が伝えら
れていた」とありましたが、事実、この来日報道があった8月25日の翌26日、中国
大使館の程永華公使が外務省に竹内行夫外務次官を訪ねて圧力をかけたそうです。
 程永華公使といえば、民主党の中津川博郷議員たちが2月28日の「228百万人
手護台湾運動」に参加しようとしたとき、議員会館に訪台予定の議員一人ひとり
を訪ねて中止要請の圧力をかけたことを思い出します。
 しかし、「李登輝先生来日歓迎実行委員会」への加盟呼びかけ趣意書にもあり
ますように、昨年9月半ば、総統選挙に候補者として名乗りを上げていた親民党の
宋楚瑜主席が選挙キャンペーンで来日することは明々白々だったのにもかかわら
ずビザを発給し、単なる観光を目的として来日を希望されている李登輝前総統に
はビザ発給を先延ばしするというのは、あまりにも矛盾した対応です。これでは
、日本政府は宋楚瑜氏を応援していたと看做されても致し方ありません。
 また、中国政府が今後も圧力をかけてくることは目に見えていますので、来年
になってビザが発給される確証はどこにもありません。たとえビザ発給が可能に
なったとしても、来年になって心臓に持病を抱える李登輝氏が果たして来日でき
るのか、誰にも予測がつかないことです。
 そこで、私どもはあくまでも李登輝氏のご希望を尊重して、9月下旬来日のため
に政府が速やかにビザ発給することを求めてまいりたいと存じます。
 先に9月2日までにご加盟いただいた44団体を紹介いたしましたが、ここにその
後にご加盟いただいた57団体を併せて趣意書とともにご紹介いたします(カッコ
内は代表者。個人の方のご賛同者は割愛させていただきました)。
 また、ご賛同各位には、下記に掲げる外務省はじめ関連箇所へ李登輝前総統へ
の速やかなるビザ発給をご要望いただきますようお願い申し上げます。
                               (編集部)


李登輝前総統への査証(ビザ)発給要望先

外務省
 TEL 03−3580−3311
 FAX 03−5501−8430
 メールアドレス webmaster@mofa.go.jp
 メールフォーム http://www3.mofa.go.jp/mofaj/mail/qa.html
首相官邸
 メールフォーム http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
自民党
 メールフォーム http://www.jimin.jp/jimin/main/mono.html
民主党
 メールアドレス info@dpj.or.jp
自民党・安倍晋三幹事長
 メールアドレス s-abe@cybertron.co.jp


加盟団体【9月7日現在】
1、台湾研究フォーラム(永山英樹) 2、アパホテル(元谷芙美子) 3、APA
グループ(元谷外志雄) 4、在日台湾同郷会(陳明裕) 5、昭和史研究所(中
村粲) 6、日台交流教育会(小堀桂一郎) 7、高座日台交流の会(野口毅) 8、
川村研究所(川村純彦) 9、新潟李登輝友の会(伊藤栄三郎) 10、南大阪日台
交流協会(野口一) 11、日本媽祖会(入江修正) 12、怡友会(王紹英) 13、
日台交流同友会(渡辺隆) 14、学校法人清風明育社(平岡龍人) 15、南西諸
島海洋フォーラム(久保利男) 16、プライムシステム(宮田光博) 17、國民
新聞(山田恵久) 18、日台鉄路愛好会(佐藤雅彦) 19、教科書を正す親子の
会(田中正明) 20、NHK「のど自慢」大会の台湾での開催を願う日台の会(
呉正男) 21、栃木県日台親善協会(宇井肇) 22、英霊奉賛日台交流会(石戸
谷慎吉) 23、日本台湾医師連合(岡山文章) 24、(財)ユースワーカー能力開
発協会(山口政治) 25、日本政策研究センター(伊藤哲夫) 26、教科書改善
協議会(石井公一郎) 27、台湾新聞社(彭筱?) 28、大陸問題研究協会(高
野邦彦) 29、世界台湾同郷会(盧栄杰) 30、アセアンセンター(中島慎三郎)
 31、アインシュタインオフィス(中村一也) 32、秋茜(敷島萠絵) 33、尾
中塗装店(尾中信仁) 34、留日台湾同郷会(邱文彬) 35、台湾正名運動百合
の会(黄耀輝) 36、梅桜友の会(楢崎政志) 37、高池法律事務所(高池勝彦)
 38、台湾研究会(永嶋直之) 39、小田原の教育を考える会(加藤哲男) 40、
東アジア近代史研究会(立石薫) 41、日台関係を促進する地方議員の会(名取
憲彦)42、合気道鳴鶴会(前川信雄) 43、新しい歴史教科書をつくる会長野県
支部(宮崎一治) 44、メールマガジン「台湾の声」(林建良) 45、福岡県台
湾の会(森晴治) 46、桜社(清河雅孝) 47、瑞穂青年社(森博雄) 48、自
由都市会議福岡(清田進) 49、メールマガジン「日本の声」(林建良) 50、
曙会(門脇朝秀) 51、並木書房(奈須田敬) 52、月刊日本(南丘喜八郎)
 53、日本会議大分(牧野恭三) 54、伊達物産?(清水昌夫) 55、新渡戸稲
造会(小笠原一行) 56、岩手台湾懇話会(大堀勉) 57、在日台湾婦女会(郭
孫雪娥) 58、ユニバース国際援助基金(清水克之) 59、台湾に日本の心を訪
ねる旅同窓会(竹下仁平) 60、フォルモサネット(浅田紘見) 61、石川県日
華親善協会(長井賢誓) 62、日台国民文化交流会(宮口振英) 63、台湾同心
会(高本謹有) 64、中国民主運動海外聯席会議(相林) 65、全日本台湾客家
婦女会(黄壽美) 66、?タカオカメガ(十二慎一郎) 67、日本世論の会(三
輪和雄) 68、新しい歴史教科書をつくる会福島県支部(深谷洋和) 69、メー
ルマガジン「国際派日本人養成講座」(布施雅義) 70、西日本台湾学友会(本
郷啓成) 71、?大門食品(南郷成民) 72、日本陳水扁後援会(幸田国男)
 73、日本会議熊本(山内新) 74、金沢森本ライオンズクラブ(橋爪昭雄)
 75、日本青年協議会(松岡篤志) 76、日僑通訊出版社日本連絡事務所(八板
美紀) 77、大阪台湾同郷会(張田幸助) 78、李登輝の日本訪問に関する賛同
署名運動会(大田一博) 79、明成社(彌吉博幸) 80、在日台湾婦女会九州支
部(海めぐみ) 81、日本台湾学集会(華山拓明) 82、岡堤土地改良区(大橋
幸雄) 83、富山本李登輝友の会(栂野守雄) 84、東京台湾の会(武田實)
 85、アジア安保フォーラム(宗像隆幸) 86、東京外国語大学台湾人留学生
会(呉得智) 87、?ウィンズインターナチョナル(水島総) 88、鹿児島県台
湾蓬莱会(琉宏志) 89、(社)国民文化研究会(上村和男) 90、熊本李登輝友
の会(紀伊進) 91、(宗)キリスト聖書塾(手島千代) 92、西日本台湾医人同
郷会(楊大鵬) 93、?ヒューマックス(林瑞祥) 94、オアシス商事?(趙
中正) 95、フレンドリー虹(田川博章) 96、戸田中央総合病院(中村隆俊)
 97、埼玉李登輝友の会(中田一郎) 98、山梨李登輝友の会(梶原等) 99、
二十一世紀日本アジア協会(勝田吉太郎) 100、日本真悟の会(林慎平) 101、
アジア経済人懇話会(前野徹)


李登輝先生来日歓迎実行委員会ご加盟のお願い

 最近、政権与党の幹部や首脳を通じて、台湾の李登輝前総統が九月下旬から上
旬にかけ、ご家族四人で観光を目的として来日される意向であることが報道され
ました。
 前回、李登輝前総統が来日されたのは平成十三年(二〇〇一年)四月のことで
した。周知のように、このときの来日に際しては査証(ビザ)発給を巡って、日
本政府が中国(中華人民共和国)に配慮して査証申請を受理しなかったという不
誠実な対応が明らかとなり、李登輝氏が激怒されたこともありました。結果的に
査証が発給されたのは、心臓病の治療という人道的な観点からでしたが、日台の
心ある人々の支援があったからでもあります。
 そこで、そのような査証発給問題を日本で起こさせないようにし、また、日本
と台湾がこれまで続けてきた豊かな民間交流を先細りさせないために設立された
のが日本李登輝友の会であり、李登輝氏の来日実現をその目的の一つとしてい
ます。
 一部報道によりますと、外務省幹部の「李氏は前総統のうえ、今も政治活動を
続けており、純粋に私的な来日とは判断しにくい。十二月には台湾立法院(国会
に相当)選挙もあり、ビザ発給は困難だろう」と、査証発給を牽制する発言も伝
えられています。
 しかしながら、総統を辞めてからすでに四年以上経ち、李登輝氏は今やまった
くの私人の立場にあります。外務省幹部は「純粋に私的な来日とは判断しにくい」
と発言しているようですが、それでは台湾で「今も政治活動を続けて」いる政治
家はこれまで一度も来日していないのでしょうか。
 実は、李登輝氏が来日した直後の八月十二日には馬英九・台北市長が福岡を訪
問、山崎広太郎市長と会見し、福岡ドームで始球式に臨むなどして十五日に帰途
についています。
 また、その年の十二月十五日には連戦・中国国民党主席が夫人を同行して来日
しています。これは日華議員懇談会の招待によるものですが、現職の国民党主席
が来日したのは戦後初めてだそうで、成田空港では交流協会理事長や台湾の駐日
代表らが出迎え、連戦主席は海部俊樹・元首相や森喜朗・前首相などとも会見し、
七泊八日の後、二十二日に帰台しています。
 さらに、昨年三月五日には今回の総統選挙で連戦候補とコンビを組んだ宋楚瑜・
親民党主席が来日し、六日に福岡ダイエーホークスのオープン戦で始球式に臨み、
十日には横浜で中田宏市長と懇談して十三日に帰台しています。その上、なんと
総統選挙に正式出馬していた九月十六日には再び来日しているのです。
 以上のように、日本でもその名を知られる台湾を代表する現役政治家が来日し、
日本の政治家と会談しています。なぜ李登輝氏だけに査証が発給されないのか、
不可解この上ないことです。日本政府及び外務省の対応に矛盾があるとしか言い
ようがありません。
 つきましては、ここに日台交流に理解を示される日本と台湾の有志団体が相集
って「李登輝先生来日歓迎実行委員会」を設け、李登輝氏への速やかなる査証発
給を求めるとともに、台湾に対する日本政府並びに外務省の歪んだ姿勢を正して
まいりたいと存じます。
 この趣旨をご理解賜りご賛同いただけるようでしたら、何卒ご加盟くださいま
すようお願い申し上げます。

 平成十六年(二〇〇四年)八月吉日
                      日本李登輝友の会
                          会長 小田村 四郎


李登輝先生来日歓迎実行委員会に加盟いたします。

ご送付先
FAX 03−5211−8810
E-mail ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp

*代表者とご担当者にはお肩書を付けてください。

?団体名

?代表者

?担当者

?ご住所 〒

?電 話

?FAX?E-mail

■ご意見ご要望などがございましたらお願いします。

李登輝先生来日歓迎実行委員会 仮事務所
〒102-0075 東京都千代田区三番町7-5-104号 日本李登輝友の会内
TEL 03-5211-8838 FAX 03-5211-8810
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ホームページ http://www.ritouki.jp/


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