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〜草の根日台交流〜 胡順來氏(台湾海交会会長)を迎えて
 

去る6月14日、台湾海交会会長の胡 順來氏を囲む会へ参加して来ました。

東京で開催された旧日本海軍の方の集まりに参加されたのにあわせ、愛知にも立ち寄られたのです。

あいにくの雨模様で霧も深い悪天候でしたが、まずは三ヶ根山にある殉国七士廟と慰霊塔へ参拝。

その後「ゆーとぴあ三ヶ根」で慰霊祭と式典がありました。


 式典では、日本から台湾への友好の証として、石仏が贈呈されました。

 これは、台中にある宝覚寺に安置されることになるそうです。

 
▼墓前の胡会長▼

▲石仏製作者の長岡和慶仏師と胡 順來氏

▼台日家族地蔵▼
 長岡氏は岡崎市在住の仏師で、有名な方だそうですが、
とても柔らかく温かい表情のお地蔵様で、お互いを労わりあう”慈愛”が伝わってくるような作品ですよね。

 氏の願い通り、お互いに相手を尊重しつつ、いい関係を深めていけたらいいなあと思います。
 その後はみなさんで懇親会がありましたが、色々なお話を伺いつつ、あっというまの散会。
 楽しい時間が持ててよかったと思いました。

 胡 順來氏は、日本に親しみを感じてくださっており、日本語もペラペラのいわゆる「親日族」の方なのですが、それを抜きにしてもとても気さくで楽しいおじいちゃんで、話題も豊富な方でした。
 とてもとても、80歳を超えるとは思えぬパワーと機転でびっくりです。

  ”今度は台湾へいらっしゃい。「お父さん」(胡氏のこと)がいるから大丈夫。歓迎しますよ♪”

 とおっしゃって戴けて、とてもうれしく感じました。
 台湾も、色々と複雑な面もあるようですが、こうした草の根交流を通じて、両国の関係が深まっていけたらいいなあ、と思います。

 
     
    報告者:K