平成16年12月27日李登輝前台湾総統来日
夕方の名古屋空港。この頃は、まだ中部空港が開港しておらず、手狭なロビーは、李登輝氏を迎える支援者と
報道陣で埋め尽くされ、いつもの名古屋空港と全く違う光景であった..。
李登輝氏を世界的に有名にしたのは、皮肉にも彼を警戒する中国共産党自身である。国際的に見て前元首が
外遊するにあたり、猛反対をして受け入れないようにはたらき掛ける行為は、否応なしにその対象を有名にする。
李登輝氏は、アメリカを訪問し、この年、日本を訪問した。日本政府が、ビザを発行するか否かで議論されたが
観光という名目でビザを発行した。一応は、中国への配慮した部分でもあったが、しかし、通常、犯罪者などの国
益を損ねる人物は、ビザの発行は為されないが、前元首でありいたって親日家でもあり日本の大学の卒業生であ
る人物を普通なら歓迎こそするが、拒否などあろう筈がない。今回、一応はビザの発給をしたものの主権国家とし
てなにか後味の悪い政府の対応だった印象を受ける。
取材を受ける在日台湾人
空港沿道の横断幕を持つ支援者。300メートルくらいの列が出来た。
大きな手が李登輝氏。顔が見えない…、
チャンスを逃した.!!生涯の悔いかも。
絵を披露する青年。内容は
分からないが、共産…と書か
れている
演説する塚本三郎元衆議院議
員。李登輝氏とは、現職時代か
らの親交を持つ。